代用有価証券(担保に利用できる債券)
WEALTH FXでは、現金(日本円・米ドル)のほか、お客さまが保有されている債券を担保(証拠金)として差し入れることができます。これを「代用有価証券」といいます。
JTG証券では、債券価格および外国証券の場合の為替変動リスクを考慮し、債券の種類ごとに担保としての評価率(掛目)を定めています。
代用有価証券として利用できる債券
WEALTH FXでは、投資適格以上の債券を担保としてご利用いただけます。
対象となる債券の種類と掛目は次のとおりです。
| 種類 | 通貨 | 評価率(※1) |
|---|---|---|
| 個人向け国債(※2) | 日本円 | 95% |
| 円建て社債 | 90% | |
| 米国国債 | 米ドル | 79.90% |
| 米ドル建て社債(普通債) | 75.20% | |
| 米ドル建て社債(劣後債) | 65.80% |
※1 最大値。市場の動向により、当社の判断で代用有価証券の掛目を変更または、代用有価証券から除外することがあります。
※2 個人向け国債は、発行から1年を経過した債券を担保(証拠金)として利用できます。
投資適格とは
債券や発行体の債務不履行(デフォルト)リスクが低く、比較的信用力が高いとされる格付けのこと。信用格付機関が独自の基準で評価しています。
投資適格となる格付け
- S&P:BBB−以上
- Moody’s(ムーディーズ):Baa3以上
- JCR:BBB−以上
- R&I:BBB−以上
■投資不適格となった代用有価証券のお取扱い
代用有価証券として差し入れていただいた債券が、その後の格下げにより投機的格付債(BB+(Ba1)以下)となった場合でも、原則として、当社は担保対象から除外することはなく、掛目も変更いたしません。 ただし、投機的格付債を担保として利用している間は、他に十分な担保資産がある場合や新規建余力がある場合であっても、WEALTH FXの新規建取引はできません。 なお、すでに保有している建玉は、そのまま保有いただけます。 新規建取引を再開するためには、投機的格付債をWEALTH FX口座から振替または売却し、担保として利用していない状態にしていただく必要があります。
担保としてご利用いただけないケース
お持ちの債券が以下のいずれかに該当する場合は、WEALTH FXの担保(証拠金)としてご利用いただけません。
- 投資不適格格付債券など、当社所定の条件に該当しない債券
- 他の担保(質権・譲渡担保など)が設定されている債券
- 流動性が低い債券(売買が成立しにくいもの)
- 価格評価が困難な債券
その他、JTG証券が不適当と判断したもの
※銘柄や保有数量によっては利用できない場合があります。
代用有価証券の評価方法
担保に差し入れた債券は、毎営業日の債券単価及び為替レートをもって時価評価されます。時価評価で算出された価格に一定の割合を考慮し、証拠金として参入いたします。
計算例
米国国債 10,000米ドルをWEALTH FXの担保(証拠金)として差し入れる場合
差し入れ時点の条件
- 差入日 7月1日
- 差入日の債券単価 88.00
- 差入時点の為替レート 1米ドル=150.00円
- 掛目 79.9%
=1,320,000円
担保評価額 =1,320,000円×79.9%=1,054,680円
3か月後・・・・
債券単価 85.00 1米ドル=145.00円になった場合
=1,232,000円
担保評価額 =1,232,000円×79.9%=984,767円
■代用有価証券を売却または償還の場合
代用有価証券は、WEALTH FX口座の担保としてお預けいただいたまま、売却または償還を迎えることができます。
売却代金または償還代金は受渡日にWEALTH FX口座の預託証拠金として反映されます。
そのため、代用有価証券が担保から外れることによって建玉維持に支障が生じることはありません。
また、代用有価証券の掛目評価が現金評価に切り替わるため、通常は証拠金評価額も増加します。
ただし、特定口座(源泉徴収あり)をご利用のお客様で、代用有価証券の売却または償還により譲渡益または償還益が発生した場合は、所得税等が源泉徴収されます。
源泉徴収される所得税等は、総合取引口座の預り金残高から差し引かれます。
そのため、預り金残高が不足する場合は、不足額を速やかにご入金いただく必要があります。
ご注意


